XRB−SR


優雅に飛ばそう!XRB・・・


 <はじめに>

 ヒロボーの「XRB−SRラマ」は安定の良さから初心者でも安心して飛ばすことのできる電動ヘリです。またGPヘリでホバンリングがなんとかできる方の側面や対面のホバリング練習にも効果があります。GPヘリとはかなり操作性が異なりますのでチョッとしたコツがいるようです。
 雨の日でも室内でのんびり飛ばすと何故かホッとします。2重反転ローターが独特の飛行感覚を醸し出してくれます。

 優雅に飛ばすためにはセッティングが大切ですので、ここではXRBのセッティングについて考えてみたいと思います。
 <ローター・バランス>

 ローターは本体に予め取り付けられているローターを含めて4セット(A・B各8枚)最初に付いてきます。付嘱のロータバランサでバランスの合ったものを選別しましょう。合わない場合はセロテープを張って調整します。静バランスのみでOKです。気になる方は動バランスも取りましょう。
 ローターの静バランスは必ず合わせて下さい。合っていないと振動の原因となります。
 <スタビライザー>

 機体の安定度を調整する肝はスタビライザーにあります。
リンクロッドの位置2種類のスタビブレード4通りの組み合わせがあります。初心者は初期状態のままでOKです。ホバリングの出来る方であれば敏感な組み合わせを検討してみて下さい。この場合は安定性は犠牲になりますので、最も自分のフィーリングにあった組み合わせを見つけて下さい。
 @リンクロッド(長い:丸桃色) 鈍感(安定)
 Aリンクロッド(短い:丸水色) 敏感
 Bブレード(丸型:丸赤色)   鈍感(安定)
 Cブレード(平型:丸黄色)   敏感
 丸型のスタビブレード(ウエイト入り)はかなり安定しています。購入時はこの丸型ブレードが付いていますが、安定しすぎて操作性は良くないです。リンクを短い方に付け替えれば安定性も良く、なおかつ操作性もまずまずなセッティングになります。あまり敏感にしすぎると優雅な飛行ができません。のんびり飛ばすにはこの組み合わせが良いでしょう。
 平型のスタビブレードですが運動性能がよくなります。リンクは長い方がコントローラブルです。通常はこのセッティングで飛行しています。運動性もよく安定性もまずまずです。私が一番気に入っている組み合わせです。
 <トリム調整>

 エレベータとエルロンのトリム調整をきちんととりましょう。基本的に送信機のトリムレバーはニュートラルのままで、機体側のヴォリュームで調整します。トラッキング、ラダー調整が終った後にもう一度確認します。
 XRBのバッテリィは動きやすく、動くと重心位置が変わりエレベータ方向のずれとなりますので、バッテリィはセロテープで軽く固定しておくと良いでしょう。
 <トラッキング調整−B>

 ロアローター(B)のトラッキングを最初に調整します。機体を手に持ってホバリング回転にしてずれがないか確認します。ローターの片側にマジック(赤)でマーキングしておきましょう。これをしておかないとどちらのローターか解らなくなります。ロッドの長さを調整してトラッキングを合わせます。ロッドを伸ばすと左側がハイピッチ、右側がローピッチ方向に動きます。ローターを交換したときは必ず確認しましょう。トラッキングが合っていないと振動の原因になり良いことではありません。
 <トラッキング調整−A>

 アッパーローター(A)もロッドの長さでトラッキングを合わせます。ここで注意するのはロアローターと異なりピッチ調整用のネジが左右均等になっていることです。このネジは後でヨー軸の調整で使用します。均等かどうか解らなくなったら、ネジを左右とも右回し一杯に閉めてから2〜3回転戻しておいて下さい。力一杯閉めないように注意して下さい。
 上下ローターのトラッキングが合いましたらヨー軸の調整に入ります。

 *XRBのローターは重量・ピッチともバラツキがありますので、ローターを交換したらトラキングとヨー軸の調整は絶対必要です。
 <ヨー軸(ラダー)の調整>
 上記の設定だけではホバリング時に機体は左または右に回ろうとします。運がよければヨー軸は安定していますが、殆どの場合調整が必要です。このヨー軸の調整では送信機のトリムはニュートラルのままで動かさないようにして下さい。アッパーブレードのピッチのみで調整します。写真のようにロアブレードは右回転、アッパーブレードは左回転します。上下ローターの反トルクが等しくなるようにするのがこのヨー軸の調整です。ロアブレードのピッチは固定ですのでアッパーブレードのピッチのみで調整を行います。
 機体がに回ろうとする(ピッチ大)・・・調整ネジに回す
 機体がに回ろうとする(ピッチ小)・・・調整ネジに回す
 左右均等に45〜90度単位で回して下さい。ヨー軸が安定しましたら左右のピルエット速度を見て下さい。正しく調整されていれば等速度のはずです。また再度トラッキングも確認して下さい。
 <送信機>

 XRB−SRに付属の送信機です。フタバ製プロポに準じています。トリムとリバース以外の機能は全く付いていません。普通に飛ばす分には何ら問題はありません。が、ホバリング付近を鈍感にしたい場合スロットルカーブを調整できればと思う事があります。また機体のクセ取りにミキシングがあれば重宝します。XRBにそこまではいらないだろうという人向きです。
 <フタバ送信機−FF8super>

 スロットルカーブをいじりたい場合は既成の送信機(フタバ・JR・サンワ)が使用できます。フタバのFF8とJRの10Xで確認しましたが発信方式をPPMに変更するだけでリバース等一切いじらずにOKでした。使用できるバンドは72MHzのハイバンドのみとなります。
 スロットルカーブをホバリング付近(中央)で寝かすとかなりマイルドになり上下のコントロールがやりやすくなります。またトラベルアジャストやサブトリムは変更しないほうが無難です。好みによりEXPを入れてみるのも面白いかもしれません。